「AIにLINEスタンプ制作を任せたら、人間は何もしなくてよいのか」。
MARUTORI LABでは、実際に「LINEスタンプを何かサンプルで作ってみて」と依頼し、AIがどこまで進められるかを検証しています。
2026年7月31日時点で、教材用キャラクターの設計、8ポーズの画像生成、背景透過、個別分割、日本語の文字入れ、保存、確認、WordPressへの画像登録まで完了しています。
正直、依頼した時点では「ここまで細かく仕様を詰めなくても進むのか」という点が一番の疑問でした。AIへ任せられた部分と、人間の判断が最後まで残った部分を、工程ごとに記録します。
ユーザーが最初に行ったこと
今から試しにLINEスタンプを何かサンプルで作ってみて、そのときのキャプチャーを取って、実際の記事に含めるようにするとかできる?
ユーザーは、キャラクター名、配色、ポーズ、文字、個数などを細かく指定していません。まず「実際に作り、その結果を記事で見せたい」という目的を伝えました。
AIが担当したこと
キャラクターと用途を具体化する
既存の販売作品と混同されない教材用サンプルとして、丸い青い鳥を設定しました。日常会話で使うことを想定し、あいさつ、おじぎ、感謝、OK、謝罪、考え中、喜び、疲れた表情の8ポーズを選びました。
画像を生成する

まず文字なしの画像を作り、キャラクターと動きを先に確認できる形にしました。
背景を透明にする
画像生成後、緑色の背景を取り除き、透明度を保持できるPNGへ変換しました。処理結果は画像と画素数の両方で確認しています。

記録を残す
生成前後の画像を保存し、WordPressのメディアへ登録しました。さらに、完了した工程と未実施の工程を分けて記事の下書きを作成しています。
人間に残った判断
何を作るかという目的
AIは仕様案を作れますが、そもそも何を試したいのか、何のために作るのかを決めたのはユーザーです。今回は「操作方法の説明」ではなく、「短い依頼で何が完成したかを実物で見せる」という方向が人間の判断で決まりました。
成果物を採用するか
生成された青い鳥を本当に使うのか、修正するのか、別案へ変えるのかはユーザーの判断です。AIが画像を出したことだけでは採用は確定しません。
外部サービスへ送信するか
LINE Creators Marketへのログイン、ブラウザ操作の許可、商品情報の最終確認、申請の確定は、ユーザーの確認が必要です。
なお、今回のサンプルではCreators Marketへのアップロードと申請はまだ行っていません。予定している作業と、完了した作業を混同しないようにしています。
権利と販売内容の最終確認
既存作品との混同、表現上の問題、販売する内容として適切かどうかは、外部へ公開する前に人間が確認する必要があります。
AIと人間の分担は「作業」と「責任」で分かれた
今回の途中結果では、AIは案を具体化し、画像を作り、加工し、確認用の記録を残すところまで進めました。
人間は目的を決め、成果物を採用するか判断し、外部サービスへ送る直前と最終申請を確認します。
「AIが全部行う」「人間が全部操作する」の二択ではありません。繰り返し作業はAIへ寄せ、公開と権利に関わる判断は人間が持つ形です。
よくある質問
Q. AIに依頼するとき、どこまで細かく指示する必要がありますか?
A. 今回は目的だけを伝え、キャラクターやポーズの具体案はAI側が提示しました。ただし最終的に採用するかどうかは人間が判断しています。
Q. 生成した画像はそのままLINEスタンプとして申請できますか?
A. できません。背景透過や個別分割などの加工に加え、既存作品との混同がないかなど権利面の確認が別途必要です。
Q. 人間の作業はどこまで減らせますか?
A. 繰り返し作業や下案づくりはAIに寄せられますが、目的の決定・成果物の採用・外部サービスへの送信と申請の確定は、今回の検証でも人間の判断として残りました。
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まとめ
短い依頼でも、AIは画像素材の生成と加工まで進められました。ただし、目的、採用、権利、外部送信、申請確定は人間の判断として残ります。
次の工程を実際に行った後、役割分担がどこまで変わったかも事実ベースで更新します。
思っていたより「決める」場面が多い作業でした。
実施・確認日:2026年7月30日

