AIへ「LINEスタンプを作って」と頼むと、短時間でスタンプらしい画像が表示されます。見た目だけなら、もう申請できそうに感じるかもしれません。
しかし、MARUTORI LABで実際に8ポーズの画像を作り、背景を透明にしたところ、まだLINE Creators Marketへ登録できる完成データではないことが分かりました。
AIが最初に生成した画像

同じ青い鳥で、あいさつ、おじぎ、感謝、OK、謝罪、考え中、喜び、疲れた表情を一枚にまとめています。
キャラクターとポーズを比較する素材としては使えますが、この一枚をそのまま8個のLINEスタンプとして登録することはできません。
不足1:8ポーズが一枚につながっている
生成結果は1536×1024ピクセルの一枚画像です。LINEスタンプとして扱うには、それぞれのポーズを個別ファイルへ分ける必要があります。
単純に8等分すればよいとは限りません。キャラクターの位置、影、周囲の余白を確認しながら切り出す必要があります。
不足2:背景が透明ではない
最初の画像には緑色の背景があります。スタンプとして使うには、キャラクター以外の部分を透明にしなければなりません。
そこでAI側で緑色の部分を判定し、透明度を持つPNGへ変換しました。

処理後は、全1,572,864ピクセルのうち1,062,252ピクセルが完全な透明、9,184ピクセルが半透明になっていることを確認しました。
不足3:文字が入っていない
今回の生成画像には「ありがとう」「OK」などの文字を入れていません。まず絵柄とポーズを確認し、文字は後工程へ分けたためです。
文字を入れる場合は、スマートフォンの小さな表示でも読める大きさ、キャラクターとの重なり、端からの距離を確認する必要があります。
不足4:申請用サイズへ調整していない
現在の画像は、生成と比較確認に使うためのサイズです。LINEへ登録する個別画像、メイン画像、タブ画像としてのサイズ調整は、2026年7月30日時点では行っていません。
ここを未実施のまま「申請できる」とは記載できません。
不足5:ファイル構成が完成していない
スタンプ画像だけでなく、一覧で表示される画像なども含めて整理する工程が残っています。ファイル名と枚数も、アップロード前に確認が必要です。
不足6:人間による最終確認が終わっていない
AIが画像を作れても、既存作品との混同がないか、権利上問題がないか、販売する内容として適切かを最終的に確認するのはユーザーです。
また、LINE Creators Marketへのログイン、操作許可、申請の確定も、人間の確認が必要な工程として残ります。
生成画像と申請データは別物だった
短い依頼からキャラクターと8ポーズを生成し、背景を透明にした後、2026年7月31日に個別分割と日本語の文字入れまで進めました。
現在未実施なのは、メイン画像・タブ画像の作成、Creators Marketへのアップロード、登録画面での最終確認、申請です。見た目が完成に近いことと、販売申請できることは同じではありません。
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まとめ
AI生成画像は、企画や素材作りを大きく進められます。しかし、画像が表示された瞬間にLINEスタンプが完成するわけではありません。
MARUTORI LABでは、実際に完了した工程と残っている工程を分け、次は8ポーズの個別分割から検証します。
実施・確認日:2026年7月30日

